今、話題の[鼻血]問題について。

◆原発・核燃とめようかい、福島さんからの手紙

◆鎌中ひとみさん反論

◆野口、安斉コメント

◆井戸川 前双葉町長 反論

◆原発・核燃とめようかい、福島さんからの手紙

 

 この件では双葉町による声明やマスコミによる報道が執拗に行われ、作者へのかなりきつい批判が寄せられているようです。さらに野口、安斎という学者も見解を出しており、これに鎌中さんが反論を加えています。

 

この間の資料、記事を集約したメールが送られてきましたので、ご参考までにお送りします。ぼくとしては、なぜ、作者を「風評被害」、「科学」の名で叩くのか、に問題の所在があると思います。

 

たかが、「漫画」(作者の想像力の産物、マンガ表現)ではないですか?それを執拗に叩くのはなぜでしょう?いろいろな見解があってよいし、いちいち目くじらを立てるのは、自分たちに都合の悪いことが書いてあるからです。

 

このような話はおそらく、「詩、俳句、歌」でも表現されていたと思うのです。作者もそれくらいは知っていると思います。

 

 そもそも、政府や東電やマスコミが「被曝実態」を押し隠し、情報を操作してきたがゆえに、これからもこういう問題は取りざたされるに違いありません。「風評被害」を作り出しているのは、政府、マスコミだ、ということです。叩く相手を間違えてはいけない、と思います。

 

◆鎌中ひとみさん

----------ここから鎌仲ひとみさん原文---------- 

鎌仲です

 

野口さんの見解ですが、急性放射線障害をそのまま今回の鼻血にあてはめて断定的に否定をしていらっしゃいますがいかがなものか、、断定してしまっていいのか? と思います。

 

私も取材の中で沢山の鼻血経験を聞いています。 

 

生まれて初めて出した、子どもたち、大人たちが多いです。

ベラルーシの医師に訊ねたところ鼻の粘膜にセシウムが吸着し、そこから出てくるガンマ線で皮膚がない場所にある毛細血管が破壊されるのだ、という答えでした。

 

そしてその破壊された毛細血管からセシウムが体内に入っていく、と。

 

チェルノブイリでも非常に多くの子どもたちが鼻血を出してあまりに大量で、救急車が出るくらいだったといいます。

 

広島でも鼻血を出した人を肥田先生は沢山目撃しています。

 

チェルノブイリの子どもたちが日本に保養に来ると最初は良く鼻血を出していた、と里親たちも言っています。

 

先日、私のカメラマンも福島から帰ってきて鼻血を出しました。

50代です。

 

井戸川町長の被爆線量は事故直後26万ベクレルぐらいあったそうです。事故後から彼は鼻血が出るようになった。だからその関連を疑っている訳ですよね?

 

実際、本当に沢山いますよ。

 

 

例えば国会でも証言されています。

「179-参-東日本大震災復興特別委…-8号 平成23年12月02日」

 

○参考人(宍戸隆子君)

北海道に避難している方たちといろいろ話をしまして、その中で、例えば鼻血なんですけれども、そういうような症状を訴えていたお子さんが非常に多かったです。

 

熊谷大議員(自民党)の予算委質問(2012年3月)。「四月から七月二十二日現在の保健室利用状況では、内科的症状で延べ人数四百六十九名。

内科的症状では、頭痛、腹痛、鼻出血…順に多くということ、

 

野口さんと安斎さんの意見を聞いても統計化されていなければ科学的ではない、と言われても現象として鼻血は出ている。それを訴えている人がいる。

 

その事実を簡単に否定するのではなく、もっと慎重に検討を続けるという姿勢が望ましいのではないですか?

 

急性放射線障害にならなくとも事故後、福島から北関東、首都圏にかけて多くの人たちから鼻血が出た、実際でている。 

 

白血病の副作用としての鼻血とはもちろん違う ものです。

それが直接重篤な病気に直結するものでもないかもしれません。

 

私が須賀川で会った少年は事故直後 レジ袋に ばしゃばしゃと溜まるぐらい鼻血がでたが今は止まっていて、元気でした。

 

野口さんと安斎さんの意見は絶対ではない、まだ謎がある、と私は思っています。

 

そして偏見を助長するから解明されてもいない事実は語るな、ということではない、のではないですか?

 

風評被害を助長するという声の影に事実が抑圧されている。

そんな現実があると福島に行くたびに私は感じています。

 

----------鎌仲ひとみさんおわり----------

 

<参考>

◆野口、安斉コメント

http://mainichi.jp/shimen/news/20140429ddm041040118000c.html?fb_action_ids=696976080365129

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漫画「美味しんぼ」:原発取材後、鼻血の描写 識者の話

毎日新聞 2014年04月29日 東京朝刊

 

 ◇被ばくと関連ない--日本大歯学部の野口邦和准教授(放射線防護学)の話

 

 急性放射線障害になれば鼻血が出る可能性もあるが、その場合は体中の毛細血管から出血が続く。

 

福島第1原発を取材で見学して急性放射線障害になるほどの放射線を浴びるとは考えられず、鼻血と被ばくを関連づけるような記述があれば不正確だ。

 

 ◇ストレスが影響も--立命館大の安斎育郎名誉教授(放射線防護学)の話

 

放射線影響学的には一度に1シーベルト以上を浴びなければ健康被害はないとされるが、心理的ストレスが免疫機能に影響を与えて鼻血や倦怠感につながることはある。

 

福島の人たちは将来への不安感が強く、このような表現は心の重荷になるのでは。 偏見を起こさない配慮が必要だ。

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◆水俣市の見解(2011年4月26日)

http://megalodon.jp/2011-0713-1940-31/www.city.minamata.lg.jp/740.htm

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国内外の皆様へ

 

 今回の東日本大震災により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

この度の震災と津波により、原子力発電所が空前の被害を受け、見えない放射線に周辺の皆様方は不安な毎日を過ごしていらっしゃいます。

 

この事故は、私たちの生活のあり方に示唆や警告を与えるものとなっています。

 

そして、時間の経過とともに新たな問題も起こり始めています。その問題は水俣病のこれまでの経験と重なり合う部分が極めて多く、水俣病の教訓を発信している水俣市としましては、今後のことが心配でなりません。

 

特に懸念しておりますのが、風評被害からの偏見や差別の問題です。

 

水俣病の被害は命や健康を奪われることに止まらず、被害者を含め市民すべてが偏見や差別を受け、物が売れない、人が来ないなどの影響を受けたり、就職を断られる、婚約が解消されるなどの影響を受けたこともあります。

 

言いようのない辛さであります。

 

原発事故のあった福島県からの避難者に対する差別や偏見を知り、水俣市民はとても心を痛めています。放射線は確かに怖いものです。

 

しかし、事実に基づかない偏見差別、非難中傷は、人としてもっと怖く悲しい行動です。

 

避難を強いられている方々の気持ちをしっかりと受け止めなければなりません。私たちは、冷静に正しい情報を共有することの大切さを求めますし、自らも避難者を温かく迎え入れていきたいと思います。

 

また、国外からの偏見や差別も一部あるようです。水俣市で起こった悲劇を日本全体が受けかねない状況でもありますので、国外へも正しい情報の提供と国際的な理解を求めていく必要があると思います。

 

水俣病のような悲しい経験を繰り返してはなりません。国内外の人々が互いに協力し、1日も早い復興に努めていきましょう。

 

2011年4月26日

水俣市長 宮 本 勝 彬

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◆井戸川 克隆さん

https://www.facebook.com/i8.katsutaka
FaceBook.:https://www.facebook.com/i8.katsutaka/posts/235391146655653

 

今こんな気持です。

夕べから今朝にかけて鼻血がいつもより多いですね。何枚も写真に収めています、

 

美味しんぼの漫画に環境省が異常なほど反応していますが

これは彼らが福島で安心キャンペーンの嘘がバレるために躍起になって否定をしているからです、

 

嘘をついていなければ漫画がどうしたと平静でいられるものです。

如何に福島は危ないかを証明しているのは今の環境省です。

 

ウクライナ、ベラルーシでは福島のような高い放射性物質がある所には人は住んでいません。

県民の避難を中断させたのは県民を守らなければならない県庁です、

この非難を避けるために除染をすれば住めると言う事で収めようとしました。

 

しかしこの効果が出ないと住民から苦情が出た時に中間貯蔵施設が出来ないからだとまた嘘をつきました。

 

それも進まないから今度は住む基準を引き上げて帰還させて事故処理を終わらせようとしています、

 

この事で県民の承諾を取り付けたのでしょうか?

 

原発事故前の災害対策計画書には統合対策本部がありそこで決めて対応することになっていました、

 

本当の事故が発生したら県は県で、国は国で決めるようにしました。それは何を意味するかといえば被害者の町村を参加させると事故の責任者の国と東電のシナリオが通らないと判断して都合の悪い事は表に出さないようにしているのです。

 

その結果福島で囁かれる言葉は「頑張ろう、風評被害、発災」で

県民が自己責任でこの世界最大の放射の事件を小さく解決させようとされているのです、

 

県民の皆さんは被害者なのです、大きな損害の被害者です、自分で想定しましょう自分の損害を、決して小さくありません。

 

国が賠償の範囲を決められません、公務員が個人の権利を冒してはならないのです。侵すと犯罪になります、

 

このため賠償のエリアを決めれる人は存在しません。

 

福島の人は(県外でも放射能の被害を請求出来ます)誰でもどこの人でも被害が有れば損害請求する権利が有ります。

 

大事な事は事故前に人工放射能がどのくらい存在していたのか、事故後はどのくらいになったのか。記録は有ります知りたい方にはお知らせします。

 

無かった物が存在していることが精神的な損害です、

 

訳のわからない他人の学者がいくら安全だと言っても関係ありません。

 

県内では発症するとかしないとかに目を奪われていますが関係のない話です、

 

放射能があるために恐怖を感じればそれを他人が(行政や、企業が)いくら安全だと言っても主体者には成れません。

 

美味しんぼの漫画は表現の自由です、取材を受けた者の内容を曲げて書くのはいけません。

 

むしろ一般のメディアの方が私の意見を丸めてしまい伝えたい言葉になっていないことの方が多いですよ、私は事故当時から被曝の問題を多くの人やメディアの前で言い続けてきました、

 

誰も取り上げようとはしなかっただけです、そのため苦汁を飲んで悔しい気持ちでいました。

 

もっと早く大きな争点になっていればあのように多くの子供の甲状腺被害を少なく出来たでしょう。

 

私にも甲状腺にしこりがあります。

 

もういい加減にしたらどうですか県庁どの、県民の前に立ちはだかり県民の損害を妨害しない方が良いのではないですか?

 

今県庁が行っているのは県民の損害の請求権の妨害以外の何物で有りません。

 

安心キャンペーンをすぐやめて非常事態宣言を出すべきです、国は責任者だから県民を守ることはしません。

 

県民の人権を守るのは県庁の仕事でしょう。反論が有れば県庁は私に出して下さい。

 

https://www.facebook.com/i8.katsutaka/posts/235452536649514

「美味しんぼ」で話題となっておりますが、ここ最近の鼻血の様子を撮った写真を掲載いたします。

 

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「美味しんぼ」問題:前双葉町長が批判 石原環境相発言

毎日新聞 2014年05月10日 00時02分(最終更新 

 05月10日 00時38分)

 

  東京電力福島第1原発を訪れた主人公らが鼻血を出す漫画「美味しんぼ」の描写で小学館に抗議が寄せられている問題を巡り、作品に実名で登場した前福島県双葉町長の井戸川克隆さん(67)が9日、東京都内で記者会見し、

 

「実際鼻血が出る人の話を多く聞いている。私自身、毎日鼻血が出て、特に朝がひどい。発言の撤回はありえない」

 

と訴えた。井戸川さんは作品で「福島では同じ症状の人が大勢いる」と語っていた。

 

  因果関係について井戸川さんは「放射能が原因だと思う」と説明。石原伸晃環境相が同日、作品に不快感を示したことについて

「なぜ私の体についてうんぬんできるのか」と批判した。【野島康祐】

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◆向きになって押さえ込もうとしている環境省 

http://www.env.go.jp/chemi/rhm/info_1405-1.html

 

放射性物質対策に関する不安の声について

平成26年5月8日

環境省環境保健部

 

東京電力福島第一原子力発電所の事故による被ばくにより、確定的影響の1つとされる疲労感や鼻出血といった症状が多数の住民にあらわれているのではないかとご不安の声をいただきましたので、このような不安による、不当な風評被害が生じることを避けるとともに、福島県内に住んでおられる方々の心情を鑑みて、環境省としての見解を以下のようにお示しいたします。

 

◦国連(原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR(アンスケア))が、これまでの

知見に基づき公表した「2011年東日本大震災と津波に伴う原発事故による放射線のレベルと影響評価報告書」(平成26年4月2日公表)によれば、住民への健康影響について、「確定的影響は認められない」とされています。 

 

◦東京電力福島第一原子力発電所の事故の放射線被ばくが原因で、住民に鼻血が多発しているとは考えられません。

 

<参考>

◦放射線の人体への影響には、影響が生じるメカニズムの違いにより、「確定的影響」と「確率的影響」があります。確定的影響は、臓器や組織を構成する細胞が大量に死んだり、変性したりすることで起こる症状で、高線量を短時間に被ばく後、数週間以内に現れる影響である急性障害もこれに含まれます。

 

◦確率的影響と異なり、確定的影響の特徴は、これ以下なら影響が生じない、これ以上なら影響が生じるという「しきい値」が存在することです。造血機能低下(白血球や血小板が作られなくなる)は

約500mGy(0.5Gy)以上で現れるとされ、鼻血の誘因となる出血傾向が生じるのは、それより高い被ばく線量です。吐き気、嘔吐、脱力感は1000mGy(1Gy)未満では現れないとされています。

 

◦鼻血の原因は数多くあり、その鑑別には鼻腔の診察や、場合によっては血液検査が有効です。

確定的影響が生じるほどの高い線量の被ばくを全身に受けた場合、鼻血だけでなく、鼻粘膜の広範囲な障害、全身の内出血、頭髪の脱毛などが生じることもあります。被ばく線量の推計や被ばくから症状発症までの経緯とともに、これらの症状を総合的に評価する必要があります。

 

◦また、福島県が実施している県民健康調査では、内部被ばく・外部被ばくとも、以下に示す結果となっており、これまでの科学的知見では「放射線による健康影響があるとは考えにくい」と評価される範囲となっています。疲労感・鼻血といった症状と被ばく量との関係が既に知られているほどの被ばくをされた方は確認されていません。

 

•外部被ばく線量は、99.8%が5ミリシーベルト未満、99.9%以上が10ミリシーベル未満

 

•内部被ばく線量は、99.9%以上の方が1ミリシーベルト未満

 

(注)シーベルト(Sv)とグレイ(Gy)の関係についてGyは、物質が放射線から受けるエネルギー量を表す量であり、Svは生体が放射線から受けたエネルギーによって起こる影響を表す量です。

それらの関係は係数をかけて換算することとなるが、X線、ガンマ線及びベーター線は係数が1であるため、数字としては同じになります。ただし意味合いは異なります。